スマートウォッチを充電しようとして、マグネット式の充電器を本体にくっつけたのに、なぜか充電できない……。
「ちゃんとくっついているのに、どうして?」と困っていませんか?
マグネット式のスマートウォッチは、充電器が本体に吸着していても、充電端子や接点の状態、充電器の位置、電源などを確認する必要があります。
まずは、充電端子や接点に汚れがないか、充電器が正しい位置にあるかを確認してみましょう。
それでも充電できない場合は、ケーブルや電源アダプター、本体側に問題がないかを一つずつ切り分けていきます。
この記事では、スマートウォッチが充電できないときに、何を確認して、どのように対処すればいいのかを順番に解説します。
「マグネットはくっついているのに充電されない」という状態でも、焦らず一つずつ確認していきましょう。
スマートウォッチが充電できないときは何から確認すればいい?
スマートウォッチが充電できないときは、いきなり本体の故障を疑う必要はありません。
まずは、充電器と本体がきちんと接触しているか、充電端子や接点に汚れがないかを確認しましょう。
それでも充電できない場合は、充電器やケーブル、電源側などを順番に確認すると、どこに問題があるのか切り分けやすくなります。
ここでは、最初に確認したいポイントを順番に紹介します。
充電端子や接点に汚れがないか確認する
まず確認したいのが、スマートウォッチ本体の充電端子や、充電器と接触する部分です。
汚れが付着していないか確認しましょう。
マグネット式の充電器は、本体に吸着しているため「ちゃんと接続できている」と思いやすいものです。
しかし、マグネットがくっついていることと、充電に必要な接点が正常な状態であることは別です。
充電端子や接点に汚れが付着している場合は、メーカーが指定している方法で清掃してください。
なお、清掃方法はスマートウォッチによって異なります。
水や洗剤、アルコールなどを自己判断で使うのではなく、使用している機種の取り扱い方法を確認することが大切です。
マグネット式の場合は充電器の位置や向きを確認する
マグネット式の充電器を使っている場合は、充電器の位置や向きも確認しましょう。
マグネットで吸着していても、機種によっては正しい位置や向きで接続する必要があります。
いったん充電器を外して、本体の充電ポイントと充電器の位置を確認してから、もう一度取り付けてみましょう。
正しく接続できると、機種によっては画面に充電中であることを示す表示が出ます。
「くっついたから大丈夫」と判断せず、充電が始まったことまで確認するのがポイントです。
スマートウォッチと充電器が正しく接触しているか確認する
次に、本体と充電器の接点が正しく接触しているか確認します。
充電器が少しずれていたり、接点がうまく合っていなかったりすると、充電できない場合があります。
一度充電器を外し、本体側の充電ポイントと充電器側の接点を確認してから、正しい位置に置き直してください。
このとき、無理に押し付ける必要はありません。
正しい位置にセットしたあと、充電マークや充電率など、充電が始まったことを示す表示が出るか確認しましょう。
充電器やケーブルに破損がないか確認する
本体側に問題がなさそうなら、充電器やケーブルも確認します。
ケーブルによじれや破損、折れ曲がりなどがないかチェックしてください。
破損している充電器やケーブルは、そのまま使い続けないようにしましょう。
また、対応する予備のケーブルや充電器がある場合は、交換して充電できるか確認すると、原因を切り分ける手がかりになります。
ただし、充電器の互換性は機種によって異なります。
「別の充電器なら何でもいい」というわけではないので、使用しているスマートウォッチに対応したものを使いましょう。
電源アダプターやUSBポートが正常に動作しているか確認する
充電器やケーブルに問題がなさそうなら、電源側も確認します。
電源アダプターやUSBポートが正常に電力を供給できているか確認してください。
可能であれば、対応する別の電源アダプターや電源に接続して、充電できるか試してみましょう。
別の電源では充電できるのであれば、スマートウォッチ本体ではなく、もともと使用していた電源側に原因がある可能性があります。
なお、使用できる電源アダプターや充電方法は機種によって異なります。
メーカーが指定している充電方法に従って確認しましょう。
充電状態を示す表示が出ているか確認する
最後に、実際に充電が始まっているかを確認します。
マグネットが吸着しているだけでは、充電できているとは限りません。
機種によっては、画面に稲妻アイコンや充電率などが表示されます。
充電器を正しい位置にセットしたあと、こうした充電状態を示す表示が出ているか確認してください。
表示が出ない場合は、もう一度充電器の位置や接点を確認し、それでも改善しなければ、ケーブルや電源など別の部分を切り分けていきましょう。
充電端子や充電器を掃除するときの注意点
充電端子や接点に汚れが付いている場合は、掃除することで状態が改善する可能性があります。
ただし、スマートウォッチによって掃除方法は異なります。
水を使ってよい機種もあれば、充電器を水に濡らさないよう案内されている機種もあります。
そのため、「スマートウォッチは全部この方法で掃除すればいい」と考えず、使用している機種のメーカーが指定する方法を確認しましょう。
掃除するときは充電器から外して電源を切る
掃除をするときは、まずスマートウォッチを充電器から外しましょう。
Apple WatchやGoogle Pixel Watchでは、電源を切って充電器から外してから掃除する方法が案内されています。
また、充電中に清掃しないよう案内されている機種もあります。
掃除を始める前に、充電を停止して安全な状態にしておきましょう。
メーカーが指定する方法で充電端子や接点を掃除する
充電端子や接点を掃除するときは、使用しているスマートウォッチのメーカーが指定する方法に従ってください。
たとえば、機種によって使用できる布や清掃方法が異なります。
Appleでは、磁気充電面を湿らせた非研磨性の布で拭く方法が案内されています。
Garminでは、対象機種について真水ですすぐ方法や、湿らせたリントフリークロスを使う方法が案内されています。
一方、Xiaomiではアルコール綿やペーパータオルなどを使った清掃方法が案内されている機種もあります。
このようにメーカーによって方法が異なるため、自己判断で同じ掃除方法を使い回さないようにしましょう。
充電面や端子に水分が残っていないか確認する
掃除で水分を使った場合は、充電を再開する前に水分が残っていないか確認してください。
Appleでは、磁気充電面を清掃したあと、充電を再開する前に水分を拭き取るよう案内されています。
Garminでは、クリーニング後にデバイスを完全に乾かすよう案内されています。
HUAWEIでも、充電中は充電ポートや金属端子、デバイスが乾いた状態であることが案内されています。
掃除した直後にそのまま充電するのではなく、使用している機種の案内に従って、必要な乾燥を行いましょう。
洗剤や清掃用品を使用できるかメーカーの案内を確認する
洗剤や清掃用品は、自己判断で使用しないようにしましょう。
たとえばAppleでは、Apple Watch本体に石鹸や洗剤を使用しないよう案内されています。また、磁気充電面についても清掃用品を使用しないよう案内されています。
一方で、メーカーや機種によっては、アルコールを含むものを使った清掃方法が案内されている場合もあります。
つまり、「アルコールは絶対にダメ」「水は絶対にダメ」と一律に判断するのではなく、使用している機種の公式な清掃方法を確認することが大切です。
掃除方法が分からない場合は、無理に汚れを落とそうとせず、メーカーの取扱説明書やサポート情報を確認してから掃除しましょう。
マグネットを正しい位置に合わせても充電できないときの対処法
マグネットを正しい位置に合わせても充電できない場合は、次に充電器との接続やスマートウォッチの状態を確認しましょう。
ここからは、いったん接続をやり直し、それでも改善しない場合に再起動や電源側の確認を行います。
充電器からいったん外して正しい位置に置き直す
まずは、スマートウォッチを充電器からいったん外して、もう一度接続してみましょう。
本体と充電器の接点を確認し、正しい位置に置き直してください。
Google Pixel Watchでは、充電ホルダーからスマートウォッチを完全に取り外してから、充電ポイントと充電器のピンを合わせて置く方法が案内されています。
機種によっては、正しく置かれていない場合に通知が表示されることもあります。
置き直したあとは、画面に充電状態を示す表示が出るか確認しましょう。
スマートウォッチの向きと充電端子の位置を確認する
マグネット式の充電器は、どの向きでも充電できるとは限りません。
スマートウォッチの充電ポイントと、充電器側の接点が正しい位置に合っているか確認してください。
Google Pixel Watchでは、モデルによって充電器にセットできる方向が決まっています。
HUAWEIでも、充電クレードルの磁気が反発する場合は、デバイスの向きを変えて接続するよう案内されています。
「マグネットがくっつくか」だけでなく、充電する位置と向きが合っているかまで確認することが大切です。
必要に応じてスマートウォッチを再起動する
接続し直しても充電できない場合は、機種の案内に従って再起動を試してみましょう。
ただし、再起動の方法はスマートウォッチによって異なります。
Apple Watchでは、充電されない場合の対処として、状況に応じて強制再起動を行う方法が案内されています。
Google Pixel Watchでも、通常の再起動や、反応しない場合のハードリセット方法が案内されています。
操作方法を自己判断で試すのではなく、使用している機種の説明に従ってください。
なお、Apple Watchでは充電中に通常の再起動をすることはできないと案内されています。
バッテリー残量が少ない場合はしばらく充電する
バッテリー残量が極端に少ない場合は、充電を開始してから表示が出るまで時間がかかることがあります。
たとえばApple Watchでは、バッテリーが完全になくなっている場合、充電を開始してから稲妻アイコンが表示されるまで最大30分かかることがあります。
Google Pixel Watchでも、正しい充電器と向きで接続したあと、さらに一定時間充電する方法が案内されています。
ただし、必要な充電時間は機種によって異なります。
「何分待てばいい」と一律に決めるのではなく、使用しているスマートウォッチのメーカーが案内している時間を確認しましょう。
別の電源アダプターや電源で充電を試す
本体と充電器の位置に問題がなさそうなら、電源側も切り分けてみましょう。
対応する別の電源アダプターや電源がある場合は、そちらにつないで充電できるか確認します。
Appleでは、別のUSB電源アダプターを使って試す方法が案内されています。
Xiaomiでも、別のアダプターを使用したり、USBポートが電力を供給しているか確認したりする方法が案内されています。
ただし、使用できる電源アダプターや充電方法は機種によって異なります。
対応していない電源や充電器を自己判断で使うのではなく、メーカーが指定している条件を確認してください。
スマートウォッチが充電できない原因は?
スマートウォッチが充電できない原因は、一つとは限りません。
充電端子や接点の状態だけでなく、充電器やケーブル、電源、本体など、いくつかの場所を切り分けて確認する必要があります。
特にマグネット式の充電器は、本体に吸着していることで「接続できている」と判断しやすいため、充電状態まで確認することが大切です。
ここでは、これまで確認してきたポイントを原因別に整理します。
充電端子や接点が汚れている
充電端子や接点に汚れが付着していると、充電器との接触状態を確認する必要があります。
Apple、Garmin、Xiaomi、HUAWEI、Googleなどの公式情報でも、充電端子や接点、充電面の汚れを確認するよう案内されています。
そのため、充電できないときは、まず本体と充電器の接触部分に汚れがないか確認しましょう。
汚れがある場合は、使用している機種のメーカーが指定する方法で清掃してください。
なお、「汚れがある=必ず充電できなくなる」と一律に断定できるわけではありません。メーカーの案内に沿って、接点の状態を確認することが重要です。
充電器とスマートウォッチの位置や向きが合っていない
マグネット式の充電器では、充電器とスマートウォッチの位置や向きが合っているか確認する必要があります。
Google Pixel Watchでは、充電ポイントと充電器のピンを合わせて置くことや、モデルによっては正しい向きでセットする必要があることが案内されています。
HUAWEIでも、充電クレードルの磁気が反発する場合は、デバイスの向きを変えて接続するよう案内されています。
つまり、マグネットが吸着しているかだけではなく、充電に必要な位置や向きになっているかを確認することが大切です。
充電器やケーブルに問題がある
スマートウォッチ本体ではなく、充電器やケーブル側に問題がある可能性もあります。
Appleでは、ケーブルやコネクタに、よじれや破損、折れ曲がりなどがないか定期的に点検するよう案内されています。
また、Xiaomiでは、対応する予備の充電ケーブルがある場合に交換を試す方法が案内されています。
充電器やケーブルに破損がないか確認し、対応する別の充電器やケーブルがある場合は、交換して状態が変わるか確認しましょう。
ただし、使用できる充電器やケーブルは機種によって異なります。
別の製品を使う場合は、必ず対応状況を確認してください。
電源側に問題がある
充電器やケーブルに問題がなさそうな場合は、電源側も確認します。
電源アダプターやUSBポートが正常に電力を供給できているか確認しましょう。
Appleでは別のUSB電源アダプターを試す方法、Xiaomiでは別のアダプターを使用したり、USBポートが電力を供給していることを確認したりする方法が案内されています。
別の対応する電源で充電できる場合は、もともと使用していた電源側を切り分ける手がかりになります。
なお、電源アダプターやUSBポートについても、すべてのスマートウォッチで同じ条件が適用されるわけではありません。
スマートウォッチ本体やバッテリーに問題がある
端子や接点、充電器、ケーブル、電源側を確認しても充電できない場合は、本体側に問題がある可能性があります。
メーカーによっては、充電しても反応しない場合の再起動や、メーカーサポートへの相談、修理・交換などが案内されています。
たとえば、HUAWEIでは特定のバッテリー表示が出た場合にカスタマーサポートへの相談が案内されています。
Appleでも、充電されない場合に所定の対処を行っても改善しないときは、修理サービスを利用できます。
ただし、利用者自身でバッテリーの故障箇所を特定できるとは限りません。
ここまで確認しても改善しない場合は、無理に分解したり修理したりせず、使用しているメーカーのサポートや修理サービスを確認しましょう。
それでもスマートウォッチが充電できない場合の対処法
ここまで確認しても充電できない場合は、充電器やケーブル、本体など、どこに問題があるのかをさらに切り分けていきましょう。
自分で本体を分解したり、バッテリーを取り外したりするのではなく、対応する機器で確認したうえで、必要に応じてメーカーのサポートや修理サービスを利用してください。
対応する別の充電器やケーブルで試す
対応する別の充電器やケーブルがある場合は、交換して充電できるか試してみましょう。
別の充電器やケーブルでは充電できる場合、もともと使用していた充電器やケーブル側を切り分ける手がかりになります。
Appleでは、別のApple Watch磁気充電ケーブルやUSB-C磁気高速充電ケーブルと、別のUSB電源アダプターを使って試す方法が案内されています。
Xiaomiでも、対応する予備の充電ケーブルや別の標準アダプターを使用して確認する方法が案内されています。
ただし、充電器の互換性は機種によって異なります。
Google Pixel Watchでは付属の充電器を使用するよう案内されているため、別の製品を使う場合も、必ず使用している機種のメーカーが指定する条件を確認してください。
メーカーの修理やサポートを利用する
対応する充電器やケーブルを使っても充電できない場合は、メーカーのサポートや修理サービスを利用しましょう。
充電できない原因が本体やバッテリーにある場合、利用者自身で原因を特定できるとは限りません。
メーカーによっては、所定の対処を行っても充電できない場合に、修理や交換、アフターサービスへの相談を案内しています。
たとえばAppleでは、充電されない場合の対処を行っても改善しないときに修理サービスを利用できます。
Xiaomiでも、長時間充電しても反応がない場合にアフターサービスを利用する方法が案内されています。
無理に分解したり、自分でバッテリーを交換したりせず、使用しているメーカーの案内に従いましょう。
保証期間や保証条件を確認する
修理や交換を依頼する前に、保証期間や保証条件も確認しておきましょう。
保証の対象になるかどうかは、メーカーや購入地域、故障の状況などによって異なります。
たとえばAppleでは、製品限定保証の対象となる期間や、製造上の問題と過失・事故による損傷などの扱いが定められています。
Google Pixel Watchでも、保証の条件は購入した国や地域などによって異なります。
そのため、「充電できないから必ず無料で修理できる」とは限りません。
購入日や保証内容を確認したうえで、メーカーのサポート窓口や保証案内を確認しましょう。
スマートウォッチが充電できないときは一つずつ原因を切り分けよう
スマートウォッチが充電できないときは、「本体が故障したのかも」と焦ってしまいますよね。
でも、マグネット式の充電器がくっついているからといって、必ずしも充電できているとは限りません。
まずは、充電端子や接点の汚れ、充電器の位置や向き、ケーブルや電源の状態などを一つずつ確認してみましょう。
それでも改善しない場合は、対応する別の充電器やケーブルで試すことで、どこに問題があるのかを切り分けやすくなります。
それでも充電できない場合は、無理に自分で分解したりせず、メーカーのサポートや修理サービスを利用してください。
また、修理や交換を依頼する前に、保証期間や保証条件を確認しておくことも大切です。
スマートウォッチの充電方法や掃除方法、対応する充電器などは、機種によって異なります。
「マグネットがくっついているから大丈夫」と決めつけず、使用している機種の案内も確認しながら、充電できない原因を一つずつ切り分けていきましょう。

