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MOTTERUはどこの国のブランド?製造国や他社との違いを解説

MOTTERUはどこの国のブランド? 充電の豆知識

MOTTERU(モッテル)は、神奈川県海老名市に本社を置く日本の会社「株式会社MOTTERU」が展開するブランドです。所在地や代表者は、公式サイトの会社概要で確認できます。

ただし、ブランドの国籍と製品の製造国は別の話です。製造国は製品ごとに異なる場合があるため、型番単位で確かめる方法も紹介します。

さらに2026年5月には、特定の型番を対象にした自主回収が公表されました。買う前に何を確認すべきか、Anker・Rorry・CIO・オウルテック・エレコムとの違いとあわせて順に整理します。

この記事でわかること

  • MOTTERUを展開する会社の所在地と、ブランドとしての国籍
  • 製造国が公式に一括では示されていない点と、製品ごとに調べる方法
  • Anker・Rorry・CIO・オウルテック・エレコムと比べた仕様、価格、保証の違い
  • 2026年5月の自主回収を踏まえた、購入前の安全確認のポイント

MOTTERUはどこの国のブランド?

「どこの国のブランドなのか」は、モバイルバッテリーのように毎日持ち歩く製品を選ぶとき、最初に気になる点です。この章では、MOTTERUの正体をはっきりさせます。

運営しているのは日本の法人です。そのうえで、ブランドの国籍と製品が作られた国をどう分けて考えればよいかも説明します。

次の項目では会社情報を、そのあとで国籍と製造国の違いを見ていきましょう。

MOTTERUを展開する運営会社

MOTTERUを運営しているのは、株式会社MOTTERUです。公式サイトの会社案内ページに、会社の基本情報が掲載されています。

項目内容
会社名株式会社MOTTERU
所在地〒243-0425 神奈川県海老名市中野2丁目3番23号
設立2020年1月23日
資本金5,500万円
公式サイトhttps://motteru.co.jp/

会社名と所在地が日本国内で確認できるため、この記事ではMOTTERUを日本のブランドとして扱います。ブランドの国籍は、ブランドを展開する会社の本社所在地で判断する考え方です。

代表の櫻田氏は、BCNの取材で、スマホアクセサリーメーカーで20年ほど営業や企画に携わったのち、独立してMOTTERUを立ち上げたと話しています。詳しくはBCNの記事で読めます。

ブランドの国籍と製造国の違い

ブランドの国籍は、ブランドを展開する会社がどこにあるかで決まります。一方で製造国は、製品が実際に作られた工場のある国を指し、両者が一致するとは限りません。

例えばAnkerは、日本法人のアンカー・ジャパンが国内で販売を担い、親会社のAnker Innovationsは中国の深圳に本社を置くと紹介されています(Ankerの国に関する記事)。どの会社を指すかによって、答えが変わる例です。

MOTTERUの会社所在地は日本ですが、製造国は別の問題です。ブランドが日本の会社だからといって、すべての製品が日本で作られているとは限りません。

調べるときの注意点もあります。「motteru.jp」は、バッグやボトルなどの雑貨を扱う別のオンラインショップです。モバイルバッテリーを扱う公式サイトは「motteru.co.jp」なので、サイトの取り違えに気をつけてください。

個別の製品について、どこで作られたかを調べる方法は次の章で紹介します。

MOTTERUの製品はどこで製造されている?

製造国は、ブランドの国籍よりも製品ごとの違いが出やすい情報です。モバイルバッテリーや充電器を買うなら、型番を手がかりに確かめるのが確実です。

この章では、手元で製造国を確かめる手順と、購入前に見ておきたい表示を整理します。国名の噂に振り回されず、自分の目で確認できるようになります。

製品ごとに調べることが前提になるため、確認できる場所を知っておくと迷いません。型番を控えたうえで、順に見ていきましょう。

製品ごとの製造国を確認する方法

製造国の手がかりは、主に4か所にあります。製品によって載っている情報が違うので、複数の場所を組み合わせて確かめるのが確実です。

確認先わかること
販売ページの仕様欄Amazonなどには「原産国」の欄が設けられている場合があります
パッケージ・本体の表示店頭で実物を手に取って確認できます
取扱説明書公式サイトの各製品ページからダウンロードできます
サポートセンター型番を伝えて問い合わせると、公式の回答を得られます

この中で最も確実なのは、型番を添えて公式に問い合わせる方法です。個人向けのお問い合わせフォームのほか、電話やLINEの窓口も公式サイトに案内されています。

同じブランドでも、型番が違えば製造国も違う可能性があります。1つの製品で確かめた結果を、ほかの製品にそのまま当てはめないようにしましょう。

公式サイトやパッケージで確認したい表示

購入前に見ておきたい表示は、次の5項目です。製品名の周辺にまとまって載っていることが多いので、画面を保存しておくと後で比べやすくなります。

表示項目見るポイント
製品名と型番自主回収などの案内は型番単位で出るため、控えておくと後で照合できます
製造国記載があれば確認し、なければ推測せず問い合わせます
対応機種・充電規格手持ちのスマホやタブレットが対応しているかを見ます
安全性に関する表示PSE適合などの表示の有無を見ます
保証と問い合わせ先保証年数と、連絡できる窓口を確認します

ここで大切なのは、表示されている事実と、そこから言えることを分けて考えることです。たとえば「PSE適合製品」という表示は、日本の電気用品安全法の技術基準に適合していることを示すもので、製造国や品質の優劣を示すものではありません。

製造国の表示がない場合は、日本製とも海外製とも判断できない状態です。型番を添えてサポートセンターに問い合わせると、公式の回答を得られます。

MOTTERUと他社ブランドを比較

国籍や製造国がわかっても、実際に選ぶときは製品の中身を比べる必要があります。この章では10000mAhクラスのモバイルバッテリーを中心に、Anker、Rorry、CIO、オウルテック、エレコムと並べます。

比べる項目は、容量、出力、サイズ、重量、保証など、各社の公式ページに載っているものを軸にしました。どのブランドが優れているかという順位づけは行いません。

MOTTERUの価格は公式サイトの税込表示、他社も公式ページの表示を使っています。価格は2026年10月17日時点の表示で、セールなどで変わります。

では、ブランドごとに見ていきましょう。

MOTTERUとAnkerの違い

Ankerとの比較では、ケーブルを内蔵した10000mAhクラスの2製品を選びました。MOTTERUの「MOT-MB10004-EC」と、Ankerの「Anker Nano Power Bank (10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)」です。

項目MOTTERU MOT-MB10004-ECAnker Nano Power Bank
容量10,000mAh10,000mAh
最大出力PD35W(USB-C×2、ケーブル内蔵)最大45W(巻取りケーブル/USB-Cポート)
サイズ約63×26×85mm約82×51×36mm
重量約190g約230g
価格(税込)5,490円7,990円
保証2年18か月(会員登録で24か月)

出力の最大値はAnkerが上回る一方、MOTTERUは軽く、価格と保証年数でも有利な数字です。出典はMOTTERU公式の製品ページとAnker公式の製品ページです。

ただし、Ankerは3ポート構成で、USB-Aも備えるなど設計が異なります。スマホの充電が中心なら35Wで足りる場面が多く、ノートPCまで使うなら出力の高い製品が向いています。

MOTTERUとRorryの違い

Rorryは、ロリー・ジャパン株式会社(本社:大阪市中央区)が展開するブランドです。2026年8月のプレスリリースで、会社名と本社所在地が確認できます(Rorryの国籍に関する記事)。

10000mAhクラスでは、USB-C端子一体型の「RORRY PalmGo D5-10000mAh」と、同じくケーブル一体型のMOT-MB10004-ECを比べます。PalmGoの仕様と保証は、Rorry公式の製品ページの表示です。

項目MOTTERU MOT-MB10004-ECRORRY PalmGo D5-10000mAh
容量10,000mAh10,000mAh
最大出力PD35W22.5W
接続USB-C×2+ケーブル内蔵USB-C端子一体型
サイズ約63×26×85mm約84×53×33mm
重量約190g約170g
保証2年12か月(登録で18か月)

日本での参考価格は、VGP2026 SUMMERの受賞を伝える記事で4,299円(税込)と紹介されています。MOTTERUの公式価格は5,490円で、出力の高さと保証の長さが価格差の主な違いです。

同じRorryの「RORRY Flow 10000mAh」は、40Wの急速充電に対応し、収納式プラグを内蔵しています。参考価格は6,999円です。

MOTTERUとCIOの違い

CIOは、株式会社CIO(本社:大阪府守口市、2017年設立)が展開するブランドです。会社情報は、同社のCIOの企業情報に関する記事で確認できます。

比較したのは、USB-Cを2ポート備えた「SMARTCOBY DUO 20W」です。MOTTERUは同じくUSB-Cが2ポートのMOT-MB10004-ECと並べています。

項目MOTTERU MOT-MB10004-ECCIO SMARTCOBY DUO 20W
容量10,000mAh10,000mAh
出力PD35W(2ポートとも)各ポート最大20W(合計40W)
サイズ約63×26×85mm約92×50.4×24.4mm
重量約190g約192g
ケーブルUSB-Cケーブル内蔵内蔵なし
価格(税込)5,490円(公式)3,140円(ジョーシン会員価格)
保証2年1年

CIOの数値はケーズデンキとジョーシンの製品ページの表示です。ケーブルを持ち歩きたくない人にはMOTTERU、価格を抑えたい人にはCIOという分かれ方になります。

どちらも半固体系や準固体系の電池を使った製品を出しています。CIOは2026年4月に10000mAhで最大35Wの「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 Pro SS10K」を発売し、MOTTERUにも準固体電池の10000mAhモデルがあります。

MOTTERUとオウルテックの違い

オウルテックは、神奈川県海老名市に本社を置く株式会社オウルテックです。1992年3月に設立された会社で、会社概要は公式の会社資料に載っています。

比較したのは、USB-Cケーブルを内蔵した「OWL-LPB10026C-BK」です。MOTTERUは、USB-CとUSB-Aを備えたMOT-MB10005-ECと並べました。仕様は、オウルテック公式の製品ページとMOTTERU公式の製品ページによります。

項目MOTTERU MOT-MB10005-ECオウルテック OWL-LPB10026C-BK
容量10,000mAh(36.5Wh)10,000mAh(36Wh)
USB-Cの出力PD20W最大20V/1.5A(30W)
ポートUSB-C×1、USB-A×1ケーブル一体型、USB-C×1、USB-A×1
サイズ約69×18.5×117mm約52×27×106mm
重量約191g約199g
保証2年1年

オウルテックはケーブル一体型で、出力もやや高い設計です。MOTTERUは薄型で、保証が2年と長い点が違いです。

MOTTERUとエレコムの違い

エレコムは、エレコム株式会社(本社:大阪市中央区、1986年5月設立)です。会社概要は同社のプレスリリースの末尾に記載されています(PR TIMES)。

比較対象は、2026年5月に発売された「DE-C90L-10000」シリーズです。USB-CとUSB-Aを備え、残量表示機能を持つ点が、MOTTERUのMOT-MB10005-ECと共通しています。

項目MOTTERU MOT-MB10005-ECエレコム DE-C90L-10000
容量10,000mAh10,000mAh(36Wh)
USB-Cの出力PD20W最大22.5W(PPSは最大22W)
2ポート同時使用合計15W合計15W
サイズ約69×18.5×117mm約58×26×79mm
重量約191g約180g
価格(税込)3,490円オープン価格
保証2年1年

エレコムの数値はエレコム公式の製品ページによります。同ページには、22.5W出力はHUAWEI製品に対応した値だと注記されているため、手持ちの機器との相性も確認してください。

エレコムは小型で軽く、MOTTERUは保証が2年と長い構成です。カードサイズで30W出力の「DE-C91L-10000」シリーズも2026年6月に発売されており、ラインナップは幅広くそろっています。

購入前に比較したい仕様・価格・保証

5ブランドを見比べたところで、運営会社の所在地と保証の違いをまとめます。保証は、本記事で比べた10000mAhクラスの製品の公式表示です。

ブランド運営会社の所在保証
MOTTERU神奈川県海老名市2年
Anker東京の日本法人(親会社は深圳と紹介)18か月(会員登録で24か月)
Rorry大阪市中央区12か月(登録で18か月)
CIO大阪府守口市1年
オウルテック神奈川県海老名市1年
エレコム大阪市中央区1年

購入判断に使う項目は、製品の種類によって変わります。次の表を参考に、商品ページの表示と照らし合わせてください。

カテゴリー確認する項目
モバイルバッテリー容量、最大出力、重量とサイズ、ポート数、保証条件
USB充電器最大出力、ポート数、対応する充電規格、サイズと重量、保証条件
USBケーブル対応規格、最大対応出力、長さ、耐久性に関する仕様、保証条件

価格を比べるときは、対象の製品と確認した日をそろえることが大切です。セール価格と通常価格を並べると、実態と違う印象になりやすいので注意してください。

MOTTERUの製品を購入する前に確認したいこと

ここまでで、会社の国籍、製造国の調べ方、他社との違いが見えてきました。最後に、購入ボタンを押す直前に役立つ確認事項をまとめます。

特に重要なのは、安全性、対応機種と出力、保証の3点です。それぞれ、公式情報で確かめられる範囲に絞って説明します。

比較の章と重ならないよう、ここでは「買う前に自分で確かめる手順」に重点を置きました。チェックする順番に並べているので、そのまま使ってください。

モバイルバッテリーや充電器の安全性を確認する

モバイルバッテリーは電気用品安全法の対象で、PSEマークのない製品は2019年2月以降、販売が禁止されています(経済産業省の資料)。経産省は、海外の事業者も届出制にして規制の対象としたと報じられています。

総務省消防庁の調査では、モバイルバッテリーの出火原因は、外部からの衝撃や高温下での使用が上位に挙がっています(Business Insider Japan)。落とした製品や熱がこもった環境での使用には、注意が必要です。

PSEの表示は最低限の条件であり、表示があるだけで絶対に安全とは言い切れません。実際にMOTTERUでは、2026年5月25日に次の製品の自主回収が公表されました(公式のお知らせ)。

項目公式発表の内容
対象製品USB-Cケーブル・コンセント一体型 モバイルバッテリー 10000mAh PD30W(MOT-MBAC10002-ECシリーズ)
対象型番MOT-MBAC10002-ECPU、ECAM、ECWH
販売期間2026年1月〜5月
事象満充電の状態でコンセントに接続して外部機器を充電するとき、まれにUSB出力電圧が想定を超える可能性がある
原因内部のソフトウェア制御
対応使用を中止し、自主回収と返金を受ける

同社は、発表の時点で人的被害や発火などの事故は確認されておらず、発火に結びつく不具合ではないとしています。該当製品をお持ちの場合は、型番を確認し、公式のお知らせの案内に従ってください。

回収情報は他のメーカーでも公表されており、消費者庁の「リコール情報サイト」で「リチウム電池内蔵充電器」と検索すると確認できます。2026年4月1日からはモバイルバッテリーの回収・再資源化が事業者に義務づけられ(エコマーク事務局の資料)、MOTTERUは小型充電式電池のリサイクルを担うJBRCに加盟しています。

対応機種・充電規格・出力を確認する

手持ちの機器で使えるかどうかは、販売ページの「対応機種」と「出力」で確かめます。たとえばMOT-MB10005-ECのページには、iPhone 17シリーズやiPad、AirPods、Apple Watch、Pixel、Galaxy、Xperia、Nintendo Switchなどが挙げられています。

MOTTERUは容量と出力の異なる製品を揃えています。公式ダイレクト店の販売ページで確認できた主な製品は、次のとおりです。

型番容量と出力
MOT-MB5001EC5,000mAh、PD20W
MOT-MB10005-EC10,000mAh、PD20W入出力
MOT-MB10004-EC10,000mAh、PD35W
MOT-MB2000120,000mAh、PD60W
MOT-MB2500125,000mAh、PD140W出力
MOT-MBSS10002(準固体)10,000mAh、PD30W

価格は時期やセールで変わるため、購入前に公式の製品一覧で最新の表示を確かめてください。スマホ中心なら20W前後、ノートPCも充電したいなら60W以上が選択の目安になります。

なお、機種によっては最大供給電力の制限により充電できない場合があります。ノートPCなどで使う予定があるなら、機器側の必要出力を先に確かめておきましょう。

保証内容と問い合わせ先を確認する

MOTTERUの製品は、商品名に「2年保証」と明記されたものが多く見られます。代表の櫻田氏は、一般的なメーカー保証が半年から1年なのに対し、同社は2年に設定していると話しています。

ただし、すべての製品が2年とは限りません。公式ダイレクト店では、車載のワイヤレス充電器に1年保証と表示された製品もあります。購入前に、ご自身が選ぶ製品の保証年数を確認してください。

購入前後の流れは、次の順で進めると安心です。

  1. 商品名や商品ページで、保証年数と型番を確認する
  2. 購入した店舗と購入日がわかる記録を保管する
  3. 不具合や疑問が出たら、公式のサポートセンターへ連絡する

サポートセンターは、電話(046-200-7090、平日10時〜12時・13時〜17時)、お問い合わせフォーム、LINEで受け付けています。よくある質問は公式FAQにまとまっています。

MOTTERUはどこの国のブランド?まとめ

MOTTERUは、神奈川県海老名市に本社を置く株式会社MOTTERUが展開する、日本のブランドです。会社名、所在地、代表者は、公式サイトの会社案内で確認できます。

一方、製品の製造国は、ブランドの国籍とは分けて考える必要があります。製造国は製品ごとに異なる場合があるため、販売ページの原産国欄、パッケージ、取扱説明書、サポートへの問い合わせで、型番単位で確かめるのが確実です。

他社と比べるときは、価格だけで決めないことが大切です。容量や出力、サイズ、保証の年数は、AnkerやRorry、CIO、オウルテック、エレコムの間でも大きく異なります。

安全面では、PSE適合の表示に加えて、自主回収などの公式のお知らせも見ておくと安心です。2026年5月には特定型番の自主回収が公表されているので、お持ちの製品の型番を一度確認してみてください。

次の行動としては、気になる製品の型番を控えて、公式サイトで仕様と保証を確かめ、わからない点はサポートセンターに問い合わせるところから始めましょう。