PR

モバイルバッテリーのパススルーで劣化する?正しい使い方を解説

モバイルバッテリーのパススルーで劣化する? 充電の豆知識

モバイルバッテリーを充電しながら、スマホにも給電できる「パススルー充電」。

便利な機能ですが、こんな疑問はありませんか?

「充電と給電を同時にしたら、モバイルバッテリーが劣化しやすくなるのでは?」
「普通に充電するより、寿命が短くならない?」

結論からいうと、モバイルバッテリーのパススルー充電そのものが、劣化の直接的な原因になるとは一概にいえません。

今回確認した範囲では、モバイルバッテリーについて、パススルーによって通常の充電よりどの程度劣化しやすくなるのかを示す明確な公的データや、メーカーによる共通した見解は確認できませんでした。

ただし、モバイルバッテリーに使われるリチウムイオン電池は、高温になる環境や充放電の繰り返しなどによって性能が低下することがあります。

そのため、パススルーを使う場合も「パススルーだから必ず劣化する」と考えるのではなく、製品の対応状況や使用中の発熱などを確認することが大切です。

この記事では、モバイルバッテリーのパススルー充電について、劣化との関係や使用時の注意点、バッテリーを長く使うためのポイントをわかりやすく解説します。

モバイルバッテリーのパススルーとは?

パススルー充電とは、モバイルバッテリー本体を充電しながら、接続したスマホなどにも給電できる機能です。

たとえば、コンセントからモバイルバッテリーに電力を送ると同時に、モバイルバッテリーからスマホへも電力を送る、といった使い方ができます。

モバイルバッテリーとスマホを同時に充電したいときに便利な機能ですが、すべての製品が対応しているわけではありません。

充電しながらスマホなどに給電できる機能

通常、モバイルバッテリーは本体に電力を蓄えてから、スマホなどの機器へ給電します。

一方、パススルー充電に対応した製品では、モバイルバッテリー本体への充電と、接続した機器への給電を同時に行えます。

そのため、コンセントが1つしかない場所で、モバイルバッテリーとスマホをまとめて充電したいときなどに活用できます。

ただし、パススルーを利用したからといって、必ずしもモバイルバッテリーの劣化につながるとは限りません。

パススルーと劣化の直接的な関係について、モバイルバッテリー全般に当てはまる明確な検証結果は確認できないため、「パススルー=劣化する」と一律に考えないことが大切です。

パススルーに対応している製品と対応していない製品がある

パススルー充電は、すべてのモバイルバッテリーで利用できる機能ではありません。

製品によって対応状況が異なるため、パススルーを使いたい場合は、購入前や使用前に製品の仕様を確認しましょう。

「モバイルバッテリーなら、充電しながらスマホにも給電できるはず」と考えてしまうのは危険です。

対応していない製品で、対応している製品と同じ使い方ができるとは限りません。

パススルーを使いたい場合は、製品ページや取扱説明書などで対応しているか確認しておくと安心です。

モバイルバッテリーのパススルーで劣化する?

パススルー充電を使うと、モバイルバッテリーが劣化しやすくなるのか気になる人も多いでしょう。

しかし、パススルーそのものがモバイルバッテリーの劣化を直接引き起こすとは、一概にいえません。

モバイルバッテリーの劣化には、充放電の繰り返しや使用時の温度など、さまざまな要因が関係します。

ここでは、パススルーと劣化の関係について、確認できている情報をもとに整理します。

パススルーと劣化の直接的な関係は確認できない

パススルー充電について調べると、「バッテリーに負担がかかる」「劣化しやすくなる」といった説明を見かけることがあります。

ただし、モバイルバッテリーにおいて、パススルーそのものが通常の充電より劣化を早めると明確に示した公的な検証データや、メーカー共通の公式見解は確認できません。

そのため、「パススルーを使えば必ず劣化する」と考えるのは適切ではありません。

一方で、リチウムイオン電池は使い続けることで少しずつ性能が低下します。

パススルーを使うかどうかだけで判断するのではなく、充放電の回数や使用環境、発熱などにも注意することが大切です。

リチウムイオン電池は充放電を繰り返すことで劣化する

モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、充電と放電を繰り返すことで劣化します。

つまり、モバイルバッテリーを使ってスマホなどへ給電すれば、その分だけバッテリーの充放電が行われます。

これはパススルーに限った話ではありません。

普段どおりモバイルバッテリーを使っていても、充電と放電を繰り返すことで少しずつ性能は変化していきます。

そのため、パススルーを使うことだけを気にするのではなく、モバイルバッテリーを必要以上に充放電し続けないことも意識しましょう。

ただし、どの程度の使用でどれだけ劣化するのかは、製品や使用条件によって異なります。

高温になるとバッテリーの性能が低下することがある

モバイルバッテリーの使用で特に注意したいのが、高温になる環境です。

リチウムイオン電池は、高温になる場所で使用・保管したり、熱がこもる状態で充電したりすると、性能が低下することがあります。

たとえば、次のような場所での使用や保管は避けましょう。

  • 直射日光が当たる場所
  • 炎天下の車内
  • 暖房器具の近く
  • 布団や毛布などで熱がこもる場所

また、充電中に以前よりも本体が非常に熱くなっている、膨らんでいるなどの異変があれば注意が必要です。

パススルーを使う場合も、「パススルーだから熱くなる」と決めつけるのではなく、実際に使用している製品の状態を確認しましょう。

製品によって仕様や設計が異なるため一概にはいえない

モバイルバッテリーは、製品によって容量や充電方式、出力などの仕様が異なります。

パススルーへの対応についても同じです。

ある製品で問題なく使えるからといって、別の製品でも同じように使えるとは限りません。

そのため、「パススルーは劣化する」「パススルー対応なら劣化しにくい」といった形で、すべてのモバイルバッテリーに当てはめて判断することはできません。

パススルーを利用するときは、まず使用する製品が対応しているかを確認しましょう。

そのうえで、充電中の発熱や本体の異常がないかを確認しながら使用することが大切です。

「パススルーだからダメ」と考えるのではなく、製品の仕様と使用環境を確認する。

これが、パススルーを使うときの基本的な考え方です。

パススルーを使うときに注意したいこと

パススルー充電は便利な機能ですが、使う前に確認しておきたいポイントがあります。

特に大切なのが、製品の対応状況と使用中の発熱、そして本体に異常がないかを確認することです。

ここでは、パススルーを使うときに注意したいポイントを4つ紹介します。

パススルーに対応した製品か確認する

まず確認したいのが、使用するモバイルバッテリーがパススルー充電に対応しているかです。

すべてのモバイルバッテリーがパススルーに対応しているわけではありません。

「モバイルバッテリーなら、充電しながらスマホにも給電できる」とは限らないので注意しましょう。

パススルーを使いたい場合は、製品ページや取扱説明書などで対応状況を確認してください。

対応しているか分からないまま使用するのではなく、まず製品の仕様を確認する。

これが基本です。

充電中に本体が熱くなっていないか確認する

パススルーを使用するときは、充電中のモバイルバッテリーの状態も確認しましょう。

特に注意したいのが異常な発熱です。

リチウムイオン電池は、高温になることで性能が低下したり、異常が生じたりすることがあります。

充電中に「以前より明らかに熱くなった」と感じる場合は、そのまま使い続けないようにしましょう。

ただし、モバイルバッテリーの使用中に多少温かくなることだけで、直ちに異常とは判断できません。

普段と比べて異常に熱いか、本体にほかの異変がないかを確認することが大切です。

熱がこもる場所で使用しない

モバイルバッテリーを使用するときは、熱がこもる場所を避けましょう。

たとえば、次のような環境です。

  • 直射日光が当たる場所
  • 炎天下の車内
  • 暖房器具の近く
  • 布団や毛布などで覆われた場所

こうした環境では熱が逃げにくくなり、リチウムイオン電池に異常が生じたり、性能が低下したりする可能性があります。

パススルーを使うときも、モバイルバッテリーの周囲をふさいで熱がこもる状態にしないようにしましょう。

「ちょっとくらい大丈夫」と思って、布団の中で充電する。

これは避けてください。

異常な発熱や膨張があれば使用を中止する

モバイルバッテリーを使用していて、明らかな異常を感じた場合は、そのまま使い続けないことが大切です。

特に注意したいのが、異常な発熱や本体の膨張、変形などです。

充電中に以前と比べて非常に熱くなっている場合や、本体が膨らんでいる場合は、使用を中止しましょう。

無理に充電や給電を続けるのではなく、異常が見られた時点で使用を控えることが重要です。

パススルーが便利だからといって、異常が出ているモバイルバッテリーまで使い続ける必要はありません。

「いつもと違う」と感じたら、まず使用を止める。

これを覚えておきましょう。

モバイルバッテリーの劣化を抑えるための使い方

モバイルバッテリーを長く使いたいなら、パススルーを使うときだけでなく、普段の使用方法にも気をつけましょう。

特に意識したいのが、高温を避けること、長期間使用しないときの状態を確認すること、指定された充電器などを使うことです。

高温になる場所で使用・保管しない

モバイルバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、高温になる場所で使用・保管すると、性能が低下したり異常が生じたりすることがあります。

たとえば、炎天下の車内や直射日光が当たる場所、暖房器具の近くなどは避けましょう。

また、布団や毛布などでモバイルバッテリーを覆った状態で充電すると、熱がこもることがあります。

パススルーを使用するときも同じです。

モバイルバッテリーの周囲に熱がこもらないよう、風通しのよい場所で使用しましょう。

長期間使用しない場合は過放電に注意する

モバイルバッテリーを長期間使わない場合も、放置したままにするのは避けましょう。

リチウムイオン電池は、長期間使用しない状態でも、機器の漏れ電流などによって過放電に至る可能性があります。

そのため、長期間使用しない場合は、機器から外して保管するか、完全に電源を切ることが推奨されています。

「しばらく使わないから、そのまま引き出しに入れておけばいい」と考えるのではなく、保管するときの状態も確認しておきましょう。

指定された充電器やケーブルを使用する

モバイルバッテリーを充電するときは、製品に指定された充電器などを使用することが大切です。

製品に推奨されているものとは異なる充電器などを使用すると、適切に充電できない場合があります。

特に、推奨されている電圧よりも高い電圧の充電器を使用すると、過充電状態となり、発煙・破裂・発火などにつながる場合があります。

「充電できれば何でもいい」と考えず、使用するモバイルバッテリーの説明書や製品仕様を確認して、指定された充電器などを使いましょう。

充電中はバッテリーの異常がないか確認する

充電中は、モバイルバッテリーの状態にも目を向けましょう。

特に注意したいのが、以前と比べて非常に熱くなっている、本体が膨らんでいるなどの異変です。

こうした異常が見られる場合は、充電や使用を続けないようにしましょう。

パススルーを使っているときも同じです。

便利な機能だからといって、異常が出ているモバイルバッテリーを無理に使い続ける必要はありません。

充電中は「いつもと違うところがないか」を確認する。

これだけでも、モバイルバッテリーを安全に使うための大切な習慣になります。

モバイルバッテリーを長く使うためのポイント

モバイルバッテリーをできるだけ長く使いたいなら、使用中だけでなく保管するときの環境や本体の状態にも気を配りましょう。

特に、リチウムイオン電池は高温や強い衝撃などによって異常が生じることがあります。

ここでは、モバイルバッテリーを長く使うために意識したいポイントを紹介します。

直射日光や高温の場所を避けて保管する

モバイルバッテリーは、直射日光が当たる場所や高温になる場所を避けて保管しましょう。

たとえば、炎天下の車内や暖房器具の近くなどは、高温になりやすいため避ける必要があります。

高温の環境では、リチウムイオン電池の性能が低下したり、異常が生じたりすることがあります。

「しばらく使わないから車の中に置いておく」といった保管方法も避けましょう。

保管するときは、できるだけ高温にならず、熱がこもらない場所を選ぶことが大切です。

長期間使用しないときも定期的に状態を確認する

モバイルバッテリーを長期間使わない場合も、放置したままにしないようにしましょう。

リチウムイオン電池は、長期間使用しない状態でも、機器の漏れ電流などによって過放電に至る可能性があります。

また、一部のメーカーでは、長期間未使用の場合でも定期的に充放電や点検を行うことを案内しています。

そのため、長期間保管する場合は、本体に膨張や変形、異常な発熱などがないか定期的に確認することが大切です。

長く使っていないモバイルバッテリーを久しぶりに使用するときも、いきなり使い始めるのではなく、まず本体の状態を確認しましょう。

落下や強い衝撃を避ける

モバイルバッテリーは、落下させたり強い衝撃を加えたりしないようにしましょう。

内部にはリチウムイオン電池が使われているため、強い衝撃や圧力を加えることは避ける必要があります。

たとえば、バッグの中に入れて持ち歩く場合も、重いものの下敷きになったり、落下したりしないように注意しましょう。

もし落下後に本体が膨らんでいる、変形している、異常に熱くなるなどの変化が見られた場合は、そのまま使用しないでください。

見た目に問題がないように感じても、強い衝撃を受けた場合は本体の状態を確認してから使用することが大切です。

劣化や異常が見られたら使用を中止する

モバイルバッテリーは、使い続けるうちに劣化していきます。

そのため、以前と比べて明らかに状態が変わっている場合は注意しましょう。

特に、異常な発熱や膨張、変形、異臭などが見られる場合は、使用を続けないことが大切です。

「まだ使えるから」と無理に使い続けるのではなく、異常が確認できた時点で使用を中止しましょう。

モバイルバッテリーを長く使うことも大切ですが、安全に使えない状態になったら、使い続けないことが何より重要です。

モバイルバッテリーのパススルーと劣化についてまとめ

モバイルバッテリーのパススルー充電は、本体を充電しながらスマホなどの機器にも給電できる便利な機能です。

ただし、パススルーそのものがモバイルバッテリーの劣化を直接引き起こすとは、一概にはいえません。

今回確認した範囲では、パススルーによって通常の充電よりどの程度劣化しやすくなるのかを示す、モバイルバッテリー全般に共通する公的な検証データやメーカーの明確な公式見解は確認できませんでした。

一方で、モバイルバッテリーに使われるリチウムイオン電池は、充放電を繰り返すことで劣化します。また、高温になる環境での使用や保管によって、性能が低下したり異常が生じたりすることがあります。

そのため、パススルーを使う場合は、次のポイントを意識しましょう。

  • パススルーに対応した製品か確認する
  • 充電中に異常な発熱がないか確認する
  • 直射日光や高温になる場所を避ける
  • 熱がこもる場所で使用しない
  • 指定された充電器などを使用する
  • 本体の膨張や変形などの異常があれば使用を中止する

「パススルーだから劣化する」と考えるのではなく、製品の仕様を確認したうえで、使用中の温度や本体の状態にも注意することが大切です。

便利な機能だからこそ、無理な使い方はしない。

そして、少しでも異常を感じたら使用を中止する。

この2点を意識して、モバイルバッテリーを安全に使いましょう。